免疫力を高めるスワイショウ
スワイショウという
中国の気功体操はご存知でしょうか。
腕の力を抜いて両手を
振るだけの腕振り運動です。
子供からお年寄りまで誰もができる
単純な動作です。
が、あなどるべからず。
スワイショウの効果はすごい。
日頃の運動としてぜひ、
スワイショウを取り入れることをおすすめしています。
今から1500年前、禅宗の開祖と言われる
中国の達磨大師が残した
『達磨易筋経』の中にこのスワイショウが
健康の秘儀として記されているとのことです。
最近になって太極拳などの
準備運動として行われるようになり、
中国では公園でおばさんやおじさんが公園で
やっている光景が見られるほど
ポピュラーな体操となりました。
でも腕を振るだけの動作で
あまりにも簡単すぎて
本当にこれを運動と呼んでいいのか?と
思える運動です。笑
このスワイショウを調べれば調べるほど
すごい効果をもたらすということがわかってきました。
スワイショウは
肩こりや腰痛にいいだけでなく、
消化不良や便秘解消、
胃の位置が正常になるとか、
言われています。
さらには心の安定をもたらす
セロトニンを増やすだけでなく、
何よりも免疫力や気を高めるということです。
両手を動かすことで
血液循環を促進し、毛細血管が開きます。
それによって内臓はじめ各器官を刺激します。
瘀血(おけつ)と呼ばれる
体内で滞った血液を体外に出し、
胃腸の蠕動運動を促します。
また、関節や筋肉も
適度な動きによって刺激されるため、
種々の関節炎にも効果が高いのです。
このほかには眠気解消、視力アップ、
うつ病改善、仙骨のバイブレーション向上、
右脳の能力強化、運気のアップetc.
スピリチャル的には
グラウンディングやセンタリング、
エネルギー浄化にいいとか。
変容意識になって潜在意識を書き換えるなど
調べれば調べるほど、
スワイショウの奥深さが見えてきます。
運動不足で忙しい方でも
何かひとつ毎日の身体を動かす運動として
取り入れやすいのがこのスワイショウです。
気分転換などスキマ時間にやるのも
いいかもしれません。
早速、やり方をみてみましょう。
スワイショウは2種類あります。
1つ目は腕を後ろから前後に振る動作です。
2つ目は腕をねじって振る動作です。
わかりやすいのが自分が
でんでん太鼓になるイメージです。
コツはひとつだけ。
できるだけ肩の力を抜くことです。
そして何よりも
「リラックス」することです。
無理に反動をつけずにぶらぶらと
自然に振ることです。
はじめは50回くらい、
次から100回、200回と回数を増やしていってみて下さい。
できるだけ継続した方が効果があらわれます。
スワイショウは「甩手」と書きます。
甩(スワイ)は捨てるという意味です。
手をほったらかすという意味でもあります。
手を振るときに、
マイナスエネルギーを捨てる
イメージをします。
そうすることで、
邪気払いにもなります。
ある程度の時間、
スワイショウを続けると
というか、単純な動作を続けると
変容意識になります。
変容意識になると潜在意識に
アクセスすることが容易になります。
その時を利用して
ポジティブな言葉やアファーメーションをすると
いい意味で自己催眠にかかります。
じっとした瞑想が苦手な人は
この動く瞑想、スワイショウをやってみたら
いいかもしれませんね。
ところで、故・船井幸雄氏も晩年、
この腕振り運動を
毎日やっていたと聞いたことがあります。
彼が免疫学の権威である故・安保徹氏との共著
「医者いらず 老い知らずの生き方」でも
このスワイショウを取り上げています。
この本によればスワイショウの効果を体感するには
ある程度の回数を連続して
やる必要があるとのこと。
以下が年齢による回数の目安です。
60歳以下200回(3−4分)
60代300回
70歳代400回
80歳代1000回
私が現在、使っている台湾のDR.Luが開発した
量子波動機All Oneには
運動モードがあって、
このスワイショウをするようにプログラムされています。
スワイショウをやることで、
身体の代謝や筋肉の状態を
測定できる仕組みです。
もうやるしかない!?
スワイショウをすでに
習慣に取り入れている方がいましたら
ぜひ、効果を教えて下さい。