自然派子育て中ママパパにおすすめの本
小さい子どもがいる暮らしは
ジェットコースターのように日々が過ぎていきます。
本なんて読む時間はないかもしれません。
だけど子育て中に多くの本からヒントを得て、
助けてもらいました。
(失敗だらけの子育て=親育ちで、私もまだまだ発展途上中ですが)
なので私が読んで良かった本をここで紹介します。
(amazonのリンクをはっていますので詳細が見れます)
子育てに関わらず、この世の中はさまざまな情報に溢れています。
情報にまどわされ、原点を見失い、
自分を失い、迷ってしまうこともあると思います。
少しでもお役に立てればと思います。
自然育児の権威 真弓定夫先生
東京・吉祥寺で30年以上小児科医として開業されていた
故・真弓定夫先生はまさに自然育児の権威です。
育児に関わるたくさんの本を出されています。
薬を必要以上に出さない、子どもには牛乳は必要ないと言う
一部の自然派ママたちには知る人ぞ知る先生でした。
当時出されていた真弓先生の著作本は
私は図書館でおそらく全部借りて読んだと思います。
そして偶然にも私は真弓先生の近所に住んでおり、
子育て中であり、真弓先生の診療所に行くことができました。
当時、私が診察を受けに行ったのは
娘が保育園に入る頃でした。
アーケード商店街にある質素でボロい診療所に
恐る恐る入ったのを覚えています。
真弓先生のところに行くお母さんの相談で多いのは
予防接種を子供に受けさせるかどうか、
牛乳を極力飲ませたくないが学校の給食では毎日飲ませるので困っている、
子供の体調が悪いけど薬をあまり与えたくなくどうしたらいいかなどの
悩み相談が多いと想像します。
私自身もそのような相談で行きました。
診察では真弓先生はニコリともせず、いつも厳しく語られました。
どんな選択をしようが
あなたの基本的な生活そのものを変えなければ意味がないとよと。
ほかのお母さんとも話していましたが
真弓先生のところにいくのは診察のためでなく、
叱られに行くためだと。
今思えば愛のムチだったと思います。
真弓先生と近所でばったり会ったときは
ニコニコしてとても愛にあふれる方でした。
自然流育児のすすめ 新装改訂版 (小児科医からのアドバイス1)
育児とひとことで言っても生活環境、家族関係、
食事、医療、養生、自然、生と死、生き方など
さまざまな領域にわたります。
それに対してすべて深くアドバイスしていただける先生でした。
真弓先生はよくネイティブアメリカンのことを例に出しました。
「彼らは何か物事を決める時には、
これから決められることが七代先の子孫にどんな影響を及ぼすか
熟慮して決定する。
なぜならば、自分達が今あるのは、
七代前の先祖がまわりの生活環境全体を自然のままに
残しておいてくれたからなのだという考え方が身についているから」
真弓先生曰く、日本でも昭和20年くらいまでは
これと同じような考え方が定着していたそうです。
真弓先生からとても多くのことを学びました。
親と子のかかわり
「子どもへのまなざし」は児童精神科医、佐々木正美先生の
育児書の名著と呼ばれる本です。
乳幼児期における大切なことが子供の視点、親の視点から
丁寧に書かれています。
家に1冊あったほうがよい本です。
子どもを産んで親になるのは皆、初めての経験です。
誰もが理想的な親になれるはずはありません。
米国の臨床心理学者トマス・ゴードン博士によれば
親としての役割は、「一人の人間を生み、養い、
社会的に一人前になるまで育てる」こと。
その親としての役割を効果的に果たすための訓練=親業をつくりました。
画家・作家のはせくらみゆきさんの本です。
一部内容が古いかもしれませんが、何度も読み、楽しんだ本です。
スマホなどの電子機器よりも昔ながらの遊びと
子供とかかわるところにとても共感しました。
医療と予防接種のこと
子育てにおいては切っても切れない医療と予防接種の話題です。
たぬき(毛利 子来)、山田 真、母里啓子 先生の本にはお世話になりました。
現役子育てしていたのは昔なのでかなり記憶が薄れております。
ほかにも忘れている本もあるかもしれません。
どれもいい本ばかりですのでぜひ読んでみてください。
ほかのおすすめ本やご感想もお待ちしております。