カラダは微生物でできている
私たちの人間の身体は
なんと!8000兆の微生物でつくられています。
そもそも、人間は微生物そのもの。
精子も卵子も
白血球もリンパ球も
全部、微生物。
微生物によって生かされています。
だから微生物を殺すことは
人間を殺すことなんですよね。
あれ?
シンクの下にある「混ぜるな危険」と書かれた
あのパイプづまり液、カビ取り、
お風呂洗うための洗剤、トイレの洗浄剤、
芳香剤。
あの化学物質たちが水に、空気に流れて
みんな微生物を殺してしまうよね。
抗生物質などの薬も同じ。
食物にも
たくさんの化学物質が使われています。
野菜には農薬が
加工品には食品添加物が。
日本で使われている添加物は
およそ1000-1500種類もあります。
他国と比べて10倍以上とのこと。
それらを毎日食べていたとしたら
どうなるのでしょう?
私たちは自分たちが作ったもので
環境や体内を汚染させ、
日々、微生物を殺しているんです。
身体の中に住む微生物のグループを
マイクロバイオームと言います。
人と共に変化し、
口の中や鼻の中、耳の中、
皮膚で代謝し続け、
免疫や病気への抵抗に重要な役割を果たしています。
なので、肉体的な病気だけでなく、
うつ、ストレスなどの精神的なものまで
このマイクロバイオームと密接に関係しています。
体内には
善玉菌(発酵菌)が20%、腐敗菌が20%います。
最も割合が大きいのは
日和見菌60%です。
日和見菌とは
発酵菌と腐敗菌のどちらか
有利な方につこうと様子を伺っている菌です。
ですので、この日和見菌を
いかに私たちの味方につけることが
健康のカギだと言えます。
ところで、
このマイクロバイオームは遺伝子と同様、
全く同じマイクロバイオームのパターンを
持っている人がいないとか。
ひとつの身体にひとつのマイクロバイオーム。
みんなそれぞれ
オリジナルだってことですね。
身体は宇宙そのものと言われます。
ひとりひとりの身体の中にある
宇宙もそれぞれ違うんだなと思うと感動するね。