病の原因と治療法を当てるケイシーからの教え
もし、その人の病の原因を探り、
根本的な治療法を
的確に言い当てることができるとしたら?
催眠状態になって、
相手がどこにいても
その肉体を透視し、
人の病の原因を探りながら
根本的な治療法を言う人がいた。
彼の言葉は秘書が記録した。
医者でもない、
医学についてほとんど知識がない。
でも彼が催眠意識の状態では
スラスラと医学用語を操り、
的確な治療法をアドバイスしたという。
彼の名はエドガー・ケイシー(1877年~1945年)。
幼少期から霊能力があったという。
22年間、ケイシーは自分のその能力を
病人の治療に役立てた。
彼が催眠状態において
相手の病の治療法を透視する方法を
「リーディング」と呼んだ。
彼のリーディングのアドバイスに従った者は
当時の医学において治療不可能とされていた病も含め
例外なく病状が回復したという。
彼の奇跡的な活動をドキュメンタリーにした
映画「リーディング」では
日本でケイシー療法に従い、
病状が奇跡的に回復した人々の証言が出てくる。
末期ガン、乾癬、高血圧など
彼の治療アドバイスが
今なお普遍的かつ実践的ということだから
ケイシーから多くを学ぶべきではないか。
ケイシーの治療法に関してのメモ
・ケイシー療法の根本はCARE(循環、同化、休息、排泄)
・食事療法(病状によって異なるが肉は控えめで
新鮮な野菜をたくさん食べること、揚げ物は食べないなど)
・ひまし油で患部を湿布(デトックス)
・マッサージ、特に背骨が重要
彼のリーディング症例は
数百件どころではない。
1万4000件以上に及ぶ。
そして内容は治療に関することにとどまらず、
科学や芸術、宇宙についての質問にも
答えたというから驚きだ。
ケイシーは病の原因には
一人一人の生き方、生活の仕方が
関連していると指摘する。
またそれは潜在意識下に蓄積している
過去の行いカルマともつながりがあるという。
ある時、ケイシーがリーディングで
ある人の病の原因をさぐっていると
その人の前世のカルマにたどりついたという。
前世やカルマの考えはキリスト教信者の
ケイシーにははじめは受け入れ難かったとか。
最先端の量子論では
全ての思考、感情、感覚、行動は
アカシックレコードと呼ばれる情報場に
記録され続けるという。
行い=カルマも、量子レベルで保存され、
そしてその情報はたとえ現世で肉体を失ったとしても、
潜在意識に埋め込まれ、
来世まで受け継がれていくという。
ケイシーのリーディングは
対象者の潜在意識あるいはアカシックレコードと呼ばれる
ところにアクセスして
情報を引っ張ってきていると言える。
情報の書き換えについてメモ
・カルマ=記憶
・カルマは人との関係から学び取ったもの
人間関係を通じて自分の魂を浄化し成長させる
・相手を理解し、受け入れ、赦し、愛と祝福つまり、
<恩寵>を送ることで潜在意識に埋め込まれた情報を
書き換えることができる
・まいた種は刈り取らなければならない
・魂が本質、肉体はその結果
・死は新たな生命が新しくうまれるまでの通過点
ケイシーのリーディングによってわかったことは
自分で作ったパターンによって
病気になるということ。
病気にならないためには
意識を上げて浄化することが大事。
そして、カルマを超えた
更なる進化を遂げることができるか否かは
一人一人の気づきにかかっているということだ。
映画「リーディング」自主上映
http://officetetsushiratori.com/readings/index.html
現代にもケイシーのような人物がいたら
ぜひ、情報を教えてほしい。
私もバックパッカー時代にシャーマンを訪ねたことがある。
これからも引き続き要望があれば
ケイシー療法、病とカルマ、アカシックレコードについて
情報をまとめていく。