自分でも簡単にできるセルフケア 共鳴法
先日、2人の整体師さんに教わった
誰でも簡単にできるセルフケアの方法をシェアしますね。
身体の一部だけを使うので
電車の中でもお風呂の中でもいつでも気軽にできる方法なんです。
この世界はフラクタル
はじめにこの宇宙、自然界はフラクタル(相似象)でできているという話を聞いたことありますか?
難しい話をするつもりはないのですが、
これは自然界の法則なんです。
例えば木には同じような形(図形)の葉っぱがたくさんあります。
葉っぱは一部でありますが全体と似た形をなしています。
1枚の葉っぱは木の全体の形の相似象です。
人間の身体も同じです。
形が似ているというわけではないけれど
身体の一部には身体全体の相似象があります。
例えば、足。足裏にはたくさんの体全体に呼応するツボがあります。
耳もそうです。古代中国から伝えられた鍼灸の経絡もこの考え方につながります。
足とか耳など身体の一部のケアすることによって
身体全体をケアするということができるのです。
共鳴法という整体
私が学んだのは共鳴法という整体です。
共鳴法では足や耳でなく主に手を全身に見立てて、
身体の対応関係を利用してケアをします。
身体の対応関係を使って身体に刺激を入れる。
そうすると触っていない方の対応関係の身体を変化させる=共鳴させることができる。
このことから共鳴法という名前がつけられました。
耳や足はよく聞くけれど、
手を使って全身を調整する方法はあまり聞いたことはないなというのが第一印象でした。
こちらの図をご覧ください。
手にも身体全体に呼応する部分があります。
不具合のある箇所をなでるように触ります。
それによって骨格を変化させ不具合箇所を調整する方法です。
決してこするように強く触らずに、
指先でそっと撫でるようにやさしく触るのがコツです。
日常でカンタンに取り入れられる
例えば腰が痛いというときに図のように
手の甲の真ん中あたりをさすります。
痛い腰を触る代わりに
手の甲を触るだけです。
痛みが消えるということはないと思いましが
徐々に調整されていきます。
足や耳と違って手をさするのは電車の中でも
会議中でもどこでも違和感なくできますね。
スキマ時間で簡単にできる最強のセルフケアではないでしょうか。
もっと深く学びたいという方はこちらの本「ねじれとゆがみ」がおすすめです。
身体の様々な問題に対して手だけでなく体全体を使ったセルフケア整体について、
身体を整えるという本質的なことが丁寧に書かれています。
手の甲と手のひら
先程は手の図は手の甲でしたが、手のひらもツボがいっぱいあります。
韓国でも古来から高麗手指鍼療法という手と指を使って
体全体を調整する方法があったようです。
たくさんの本が出ているので興味があれば覗いてみてくださいね。
こちら図解があってわかりやすいです
自分の身体をととのえる=宇宙全体をととのえること
冒頭でフラクタル(相似象)という話をしました。
考えると、ひとりひとりの人間も宇宙の中の一部分です。
大宇宙の形がそのまま極小されたものが私達であると考えると
なんか神秘的で不思議。
自分の身体を整えることは宇宙全体を整えることにつながるんですね。